「みんなどのくらい勉強してるんだろう?」
「ゲーム・TVはどれくらいがちょうどいいかな?」
子供の1日のスケジュールは家庭によって様々だと思いますが、ふと気になる方も多いのではないでしょうか。
今回はダラダラと毎日過ごしていた私と子供たちが、充実した1日をおくれるようになった方法についてご紹介します!
家庭学習の目安時間
まず、家庭学習時間の目安としてよく耳にするのは
『15分×学年数』
例えば1年生なら15分、3年生なら45分、6年生だと1時間半ということになります。
学校から帰ってきて、友達と遊んだり習い事があると家で過ごす時間も少ないので、この目安時間は確かに妥当かなと思います。
中学受験を考えている場合はこの2倍くらいですね。
1日のスケジュールを立てる
休校中は勉強時間だけではなく、生活リズムも普段通りを保てなくてついダラダラな毎日になっていた私と子供たち。
これはまずいと思い、試してみたのがスケジュールを前日に立てておくこと。
これをしただけで私たちの1日の過ごし方がガラッと変わりました。
成功させるためのポイント
このスケジュール作戦、成功させるためのポイントは5つ。
・子供が見やすいところに貼る
・前日に準備しておく
・時間に余裕をもたせて組む
・楽しみな予定も入れる
・上の子が勉強している間の下の子のやることも用意しておく
それでは順番にみていきましょう。
見やすいところに貼る!
紙(できれば大きめ)に1日のスケジュールを書いて子供が見やすいところに貼ってください。自分で次はなにかなぁと確認するようになります。
我が家では前から持っていた大きめのこちらのブラックボードに書いて置いています。
こういうボードは白黒どちらでも1つあると、勉強を教えるときや献立を書いたり色々なことに使えてとても重宝しています。
前日の準備が大切!
スムーズにスケジュールをこなすためには、前日の準備はとても大切なポイントになります。
例えば
・ドリルのやるページに付箋をつけておく
・プリントを印刷しておく
・工作の道具を用意しておく など
どれも簡単な作業ですが、これをするのとしないのとではスムーズさがかなり違います。
当日モタモタしてしまうとその間に子供はどんどんモチベーションが下がっていくので、気をつけましょう。
準備さえしておけば、子供がそれに取り組んでいる間は親も自分のことができますね!
時間がない場合は頭の中で1日の流れをシミレーションしておくだけでもOKです。
時間に余裕を持たせる
スケジュールはたくさん余裕を持たせた時間設定にしましょう。30分で終わりそうでも45~1時間の設定にしておくと、計画通りにならなくてイライラすることもありません。
そして1つのアクションに対して15~30分くらいまでにするのがおすすめ。
例えば9時~10時を『算数』に設定するとします。
15分 算数の動画視聴
15分 学校の課題
15分 ドリル1ページ 計45分
極端に書きましたが、集中力がまだないうちはダラダラ1時間同じことをやるよりも、タイマーを使ったりして次から次へと取り組むほうが集中してやります。
短時間にするともっとやりたいと言い出すから不思議なものです。
楽しみもたくさん予定に入れる
学校でも図工や体育などいろいろなことをするように、家庭でもぜひ色々なことにチャレンジしてみてください。
【音楽】好きな歌を歌う、楽器を弾く
【図工】工作、水彩画などのお絵かき
【体育】お散歩(ポケモンgo散歩がおすすめ)、リングフィット、ダンス
【家庭科】料理、お菓子作り、家事のお手伝い
【習字】
【実験】
【読書】
などなど、楽しみながら勉強になることがたくさんありますね!
料理も絵の描き方も今はなんでも動画であるので、それを見て真似してみたり。
ボードゲームも脳の活性化として非常に良い遊びだと思います。
switchなどゲームが好きな子にはその時間もきちんと入れてあげてください。
空白の自由時間もたくさん入れましょう
下の子のスケジュールも忘れずに
上の子が勉強している間、下の子が未就学児の場合ヒマを持て余して困りませんか?
ひらがなの練習や簡単な足し算のプリント、知育系のアプリや工作ワークなど、上の子の勉強時間にできることを準備しておきましょう。
年齢によっては小学1年生むけの勉強の動画もYouTubeでいろいろあるのでそれを見せるのもいいと思います。
当然上の子より早く飽きてしまい、途中でやめてしまいますが、やればやるほど座って取り組む時間がどんどん増えてきますよ。
親も一緒に楽しみましょう
余裕があれば自分も一緒に問題を解いたりしてみてください。
これは子供がやる気がないときによく使う方法ですが、
「どっちが速く解けるか勝負!」と競走にするとやる気をだしてくれることが多いです。
難易度少し高めのドリルは、4年生くらいになってくると自分にも解けない問題があったりします・・・
そんなときに相談しながら考えたり、答えを見て一緒に「そういうことなんだね!」と納得したりするのが私にとってはとても楽しい時間です。
自主性について
親がスケジュールをたてたり、準備したりすると自主性が育たないのでは?とちょっと不安になりますよね。
でも、そもそも自主性がないからダラダラしていたわけで、このせいでなくなるということではないのかなと個人的には思っています。
どちらかというと、1日の流れを明確にしておいた方が次にやることがわかって自分から動いたりしてくれるようになりました。
もう少し慣れてきたら、子供たちに自分でスケジュールを作ってもらおうかなと思っています。
どんなスケジュールを作るのか今から楽しみです♪
お役立ちサイト
学研 あなたの時間割表 (休校中)
朝起きてから寝るまでの1日のスケジュールがすでに組まれていて、勉強時間のところをクリックするとわかりやすい短時間の動画と確認問題が学年ごとにたくさん用意されています。
子供たちにも実際に国語や算数で利用していますが、操作も簡単で下の子も楽しんで取り組んでいます。
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学研 あなたの時間割表はこちら
ベネッセ きょうの時間割 (休校中)
8:45分から11:45分まで放送されていて、自習時間や休憩時間も放送に組み込まれているのでこれを流しておけば親としてはとても助かりますね!
実験や図工など楽しそうな内容が盛りだくさんです。
ベネッセ きょうの時間割はこちら
まとめ
子供がやりたがっていた料理や実験など、親的にちょっと面倒だなぁと思っていたことも、スケジュールに入れておくと後回しにしないでちゃんとやらせてあげることがとても増えました。
スケジュールを立てるようになって一番変わったのは子供たちの表情。なんとなく覇気のない顔だったのがすごく生き生きしてきてこんなに変わるのかと驚きました。
とはいっても日曜だけは一切スケジュールは決めずに思いっきりゴロゴロと過ごしています。
ぜひみなさんも子供と楽しく過ごせるスケジュールをまずはお試しで一度作ってみてください♪
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